リハビリテーション部門 栄養部門 検査部門 放射線部門 リハビリテーション 部門 リハビリテーション部門は、入院患者さまの早期回復を支援し、退院後も自立した生活ができるようにサポートすることを目的としています。また、訪問リハビリテーションも行い、地域での生活を支える役割も担っています。理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)をはじめとする専門スタッフが、チーム一丸となって患者さまの回復を支援しています。 入院患者のリハビリ 入院中の患者さまには、病状や回復段階に応じたリハビリテーションを提供しています。入院中に行うリハビリは、患者さまが退院後も安心して自立した生活を送るための重要なステップです。 訪問リハビリテーション 退院後、自宅での生活に戻る際に必要なリハビリテーションもサポートしています。訪問リハビリでは、患者さまの自宅に専門スタッフが訪問し、日常生活動作の訓練や環境調整、介護者への指導を行います。訪問リハビリは、患者さまが自宅で安心して生活できるように、医療チーム全体で支援を行っています。 理学療法(PT) 病気やけがから回復するために、歩行訓練や筋力強化、関節可動域訓練などを行い、身体機能の回復をサポートします。 作業療法(OT) 日常生活動作(ADL)の訓練を行い、食事、着替え、入浴などの生活動作を自立できるよう支援します。特に、手指の機能や細かな動きの回復を目指します。 言語聴覚療法(ST) 言葉の発音やコミュニケーションの回復、飲み込み(嚥下)の訓練を行い、言語や食事に関する問題を解決します。 栄養 部門 当院のお食事について 入院患者様へは病態に合わせた適切な食事を提供し、美味しく食べていただくことで治療の支えとなるよう、毎日の食事の工夫、四季折々の行事食の提供、そして食欲の低下した患者様へは個別対応などを行っております。 栄養管理・栄養指導 入院・外来栄養食事指導 糖尿病、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病などの生活習慣病関連の疾患及び摂食・嚥下機能の低下した患者様、低栄養状態のある患者様などの栄養指導を実施しております。 月~金9:00~16:00土9:00~11:00 訪問栄養指導 通院などが困難な方のために管理栄養士が自宅に訪問し必要な栄養や食事の管理及び指導を行います。 対象者 通院が困難で自宅で療養中の方。 糖尿病、腎臓病、高血圧、脂質異常症、心疾患、胃・十二指腸潰瘍、貧血、痛風など特別な治療が必要な方、低栄養状態、嚥下機能障害のある方。 訪問時間 約30分~1時間程度 訪問日数 1か月に2回までご利用いただけます 利用料金 医療保険1回530円(介護保険544円) (1割負担の場合)1回当たりの参考料金 ※訪問には主治医の指示書が必要になりますので医師へご相談ください。 一般食 行事食(クリスマス) 入院中でも四季の訪れを感じていただけるよう、毎月季節のイベントにちなんだ行事食を提供しております。 嚥下食 飲み込みが難しい患者様を対象に「日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021」に準じて嚥下食を提供しています。 検査 部門 臨床検査室は、患者の診断と治療に欠かせない検査を実施する部門です。最新の機器を使用して、迅速かつ正確な結果を提供しています。血液、尿、便などの検査を行い、病気の早期発見や治療効果の確認に役立てています。臨床検査技師は専門的な知識を活かし、検査の実施と結果の解析を行い、医師と連携して患者の健康管理を支援しています。 主な業務内容 検体検査 血液検査血液中の成分(血球数、ヘモグロビン、血糖値など)を調べます。尿検査尿中の成分や異常(たんぱく、糖、細胞など)を検出します。便検査消化器系の状態や病気の兆候を検出します。細菌検査感染症の有無を調べるため細菌の培養や同定・感受性試験を行います。生化学検査肝機能や腎機能、脂質や糖代謝などの評価を行います。 生理機能検査 心電図検査(ECG)心臓の動きを記録し、循環器系の病気を発見することができます。呼吸機能検査呼吸機能の評価や疾患の重症度を調べるために行います。 輸血検査 血液型の確認患者の血液型を確認し、輸血に適合する血液を選定します。血液型の確認には、ABO式とRh式の血液型検査が含まれます。交差適合試験患者の血液と輸血用血液製剤を反応させて、輸血後に副作用を未然に防ぐために検査します。この試験で適合する血液が選ばれます。 睡眠時無呼吸症候群検査 1 次検査(携帯型モニター検査)≫詳しくはこちら2 次検査(終夜睡眠ポリグラフィ検査)≫詳しくはこちら 放射線 部門 放射線部門は、医療の現場において正確な診断を支える重要な部門です。専門知識を持つ診療放射線技師が、最先端の医療機器を用いて安全かつ迅速に検査を行い、診療に必要な画像情報を提供します。 主な業務内容 X線検査(レントゲン撮影) 骨折や肺の状態などを確認するために、X線を用いて体の内部を撮影します。 CT検査 コンピュータ断層撮影装置(CT)を使用し、体の断面を詳細に撮影します。臓器や血管の状態、病変の有無を立体的に把握できます。 医療機器の管理・保守 高度な医療機器を日常的に管理し、常に最適な状態で安全に運用できるよう努めています。 部門の強み 専門知識と確かな技術 診療放射線技師が高い専門性を発揮し、正確で質の高い画像情報を提供します。 丁寧な対応 検査に対する不安や疑問を軽減するため、患者さんに分かりやすく丁寧な説明を心がけています。 最新機器の導入 高性能な機器を積極的に導入し、診断の精度向上に努めています。 放射線部門は、検査を通じて病気の早期発見と診断のサポートを行う、医療の現場を支える重要な部門です。今後も患者さんに寄り添い、安全で安心な医療を提供してまいります。