睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査のご案内

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、毎晩大きないびきをかく人の中で、息がとまった状態が断続的にくり返される場合を言います。健康と思われる成人の中でも多数潜在しています。呼吸が10秒以上止まっている場合を無呼吸と言います。この無呼吸が一晩(7時間)に30回以上、あるいは1時間当たり5回以上ある状態を睡眠時無呼吸症候群(SAS)と言います。

日中の強い眠気、夜間就寝中の大きなイビキや呼吸停止、起床時の頭痛など症状がある方は要注意です。下記眠気テストで日中の眠気を評価してみましょう。

 
状 況点 数
決して
眠くならない
まれに
眠くなる
時々
眠くなる
眠くなる
ことが多い
座って読書をしているとき0123
テレビを見ているとき0123
人がたくさんいる場所で座って何もしていないとき0123
車に乗せてもらっているとき(1時間くらい)0123
午後横になって休憩しているとき0123
座って誰かと話をしているとき0123
昼食後、静かに座っているとき0123
運転中、渋滞や信号待ちで止まっているとき0123
【 合 計 点 】    

Epwors Sleepiness Scale (ESS)

11点以上の方は・・・

睡眠中の呼吸障害を伴っている可能性があります。ご家族の方などに夜間就寝中のイビキや呼吸停止などがないか確認してもらいましょう。

睡眠中の呼吸障害は放っておくと高血圧・心臓循環障害・脳循環障害などに陥ってしまうと言われています。しかし現在は様々な治療法が確立されていますので、適切な治療を受けていれば健康な生活を送ることができるようになります。睡眠時無呼吸症候群の正確な診断には『終夜睡眠ポリグラフィ検査』と呼ばれる特殊な検査を行うことが必要です。眠気テストでの評価が高い方やイビキ・呼吸停止などを周囲から指摘されたり、眠気の自覚症状のある方は当院にご相談ください。

1次検査(携帯型モニター検査)

ご自宅で簡易にできます。
指先などにセンサーをつけ、血液中の酸素や呼吸の状態を測定します。
これにより、無呼吸の程度、酸素の低下状態が診断されます。

2次検査(終夜睡眠ポリグラフィ検査)

2次検査は脳波・筋電図・心電図・呼吸・血液中の酸素等、さまざまな生体信号を測定するためセンサーを装着します。これにより、無呼吸の程度、酸素の低下状態はもとより、睡眠の質(睡眠の深さ・分断の有無)、不整脈の有無、その他の睡眠障害の有無等について診断されます。
この検査はさまざまなセンサーを装着する必要があるため入院して行います。

予防接種のご案内

定期接種

予防接種法により定められた予防接種は公費(無料)で接種できます。
これは、定期接種と呼ばれます。但し、接種した時の年齢や状況によっては有料の任意接種として扱う決まりがあります。

    • 二種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)
    • 日本脳炎ワクチン(2期のみ)
    • 子宮頸がん予防ワクチン

任意接種

任意接種は希望する患者様が有料(但し一部の市町村によっては助成)で接種するワクチンです。

    • インフルエンザワクチン
    • インフルエンザワクチン「フルミスト」
    • 新型コロナウイルスワクチン
    • 肺炎球菌ワクチン
    • 成人麻疹風疹(MR)混合ワクチン
    • 成人風疹(単抗原)
    • 麻疹ワクチン
    • B型肝炎ワクチン(ビームゲン)
    • 破傷風トキソイド
    • 帯状疱疹ワクチン
    • おたふくかぜワクチン
    • 水痘ワクチン
    • RSウイルスワクチン
当院では予防接種に関して予約制となっております。
お問い合わせのうえ、お申し込みください。
0191-23-2020

【受付時間】
平  日 8:30~12:00/14:00~17:00
土曜日 8:30~12:00

健康診断のご案内

成人健診について

当院では企業健康診断のほか、後期高齢者健康診査、特定健康診査など行っております。
詳しくはお問い合わせください。

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