入院のご案内
当院では地域の皆様が安心して療養できる環境づくりをこころがけております。スタッフ一同、患者様、家族様によりそいながら、安全な医療を提供します。
入院の手続について
入院される方は、受付窓口に保険証の提出をお願い致します。
入院申込書等を受付窓口にてお渡ししますので、所定の事項をご記入願います。
入院に必要な書類提出は1階受付窓口
- 入院申込書・自費同意書・室料同意書(任意)・持参薬管理保管理依頼書
- 入院セット申込書(別紙にてご案内)
- 入院申込書・・・連帯保証人欄には患者様とは別世帯で、身元の確実な成年の方の記名・捺印の上入院後3日以内に提出をお願いします。
- 連帯保証人を立てられない場合は、入院預かり金として10万円をお預かりすることにより連帯保証人を立てずにお申込み頂くことができます。尚、3日以内に提出されていない場合は再度ご相談させて頂きます。
保険証の確認
入院時(継続入院されている方は月初めに1度)受付窓口にご提示ください。
- 各種認定書、受給者等をお持ちの方は保険証と一緒にご提示ください。
なお、申請書は毎月入院、外来各1枚ずつ必要になります。
・標準負担減額認定書又は限度額適用認定書・受給者証(乳児・妊婦・重度) - 当院では、マイナンバーカードが健康保険証としてご利用できます。
入院会計についてお支払いのご案内
- 入院中の場合
毎月末に1ヶ月分を取りまとめ、翌月10日頃に請求書を発行いたします。
請求書を受け取ってから、10日以内にお支払いください。 - 退院時の場合
平日に退院される場合は会計が出来次第、請求書を発行いたします。土曜日午後・日曜日・祝祭日に退院される場合は請求書は退院後に取りまとめて後日、電話連絡をさせて頂きます。 - 原則として窓口でのお支払いをお願いしております。
現金以外にも各種カード、電子マネーでのお支払いも可能となっております。(詳細は受付窓口まで)
※お支払い済の領収書は、所得税の医療費控除の申請等で必要となる場合がありますので大切に保管してください。
尚、領収書の再発行は致しませんので予めご了承ください。
入院医療費に関するお問い合わせにつきましては、受付窓口または地域医療連携室にお気軽にお声がけください。
入院時の 持ち物
2泊3日以上入院される方は、入院セットをお申込みいただきます。
入院セットにお申し込みの方については、下記の◆印の物はサービス品に含まれます。
お薬手帳 | 服用・使用中の薬及びその説明書 |
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履物 | 踵がある履き慣れた靴 |
衣類 | ねまき ◆パジャマ類、肌着 着替えしやすい前開きのもの ※パジャマは病院でも貸出(有料)いたします。 |
お口ケア用品 | 【歯がある方】◆歯ブラシ ◆歯磨き粉 ◆コップ(割れないもの) 【歯がない方】◆入れ歯がある方は容器と入れ歯洗浄剤(ポリデントなど) ◆吸い飲み ◆使い捨てスポンジブラシ 口腔洗浄用デンタルリンス◆お口用保湿ジェル、吸引付きスポンジ、吸引付歯ブラシ |
入浴用具 | 洗面器(必要な方)、石鹸又は◆ボディーソープ ◆シャンプー ◆リンス ◆バスタオル ◆タオル(入浴時などに使用します) |
◆オムツ・お尻ふき | オムツ着用の方や簡易トイレご使用の方で排便時はお湯で洗浄していますが、少量の時はお尻ふきを使用します。 |
◆食事用具 | 湯呑又はコップなど 食事用エプロン・・・食事の際に襟元や着衣が汚れないようにエプロンを用意していただきます。 ☆食べこぼしがない方であれば必要ありません。 |
◆ティッシュペーパー | お口を拭いたり吸引の時に使用します。痰が多い方では使用します。 オムツ使用の方は、衛生上の理由で別にします。2箱以上のご用意をお願いします。 |
◆ウェットティッシュ (手拭用アルコールなど) | お食事の際やトイレを済ませた後の手拭に使用します。 感染防止としてはアルコール除菌効果があるものでも結構です。皮膚が弱くアルコールにかぶれる方は含まれていないものでも結構です。 |
電動ひげ剃り | 充電式の電動ひげ剃りをご用意お願いします。☆ひげがない方は不要です。 |
ビニール袋 | お洗濯する衣料などを入れます。中身が見えないようなスーパーの袋、又は紙袋等 |
クッション | 寝たきりの方、ご自宅お使いのものがありましたらお持ちください。 床ずれ(褥瘡)ができないように体の向きを変えたり姿勢を整えたり関節を支えたりするために使います。 |
その他 | 筆記用具(ボールペン、メモ用紙など) 印鑑 |
※持ち物にはお名前(フルネーム)を書いてください。
※その他必要な物は病棟でご説明いたします。
持ち込み・貸出について
- 入院中お貸しした物は、使用後すみやかに病棟スタッフステーションこ返却されるようお願いいたします。
- 食べ物、ジュースの持ち込みはできません(水・お茶は持ち込み可能)。
- お湯、お茶をご希望の方は、病棟スタッフにお申し出ください。
入院生活全般について
- 入院中は早期のご回復を図るため、医師や看護師の指示に従うようお願いします。
- 外出・外泊される場合は主治医の許可が必要です。また他院の受診は原則としてできません。
希望される場合予め主治医又は看護師にご相談ください。 - 個室(有料)希望の際はご相談ください。
- 面会の方からのお見舞い金等は、スタッフステーションではお預かりしておりませんのでご了承ください。
- 多額の現金又は貴重品はお待ちにならないようお願いいたします。
- 入院中の自家用車の駐車は原則としてご遠慮ください。
- ゴミの分別にご協力お願いいたします。
- 災害など万一の非常事態が発生した際は、医師・看護師・病院職員の指示に従い、落ち着いて行動してください
生活時間について
- 起床時間は午前6時30分、消灯時間は午後9時です。消灯後大きな声でのお話は、他の患者様のご迷惑になりますのでご遠慮ください。
- 朝食は午前8時、昼食は午後0時、タ食は午後6時となっております。
- 食中毒防止の為、お食事は配膳後2時間以内に召し上がっていただくよう、ご協力をお願いいたします。
- 病院食以外の飲食は治療の妨げになりますのでご遠慮ください。
- 検温の時間は午前6時30分、午後2時、午後8時となります。状態によっては随時検温する場合もありますのでご協力をお願いします。

安全な入院生活
当院では患者様の安全について常にスタッフ一同細心の注意を払い、必要な安全対策をとっております。
しかし、入院生活をする環境は住み慣れた家庭環境とは異なり、安静な療養環境のもとでは筋力の低下が懸念されそれらが予期せぬ転倒や転落につながることも残念ながら少なくありません。皆様にはより安全な入院生活を送って頂くため当院で必要な対策を講じております。
そこで、ご本人ならびにご家族様のご理解ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
患者様へのお願い
- 居室のべッドには左右に柵(移動に障害が無い程度)を設置しています。オーバーテーブル及び床頭台は不安定ですので、ベッドから移動する際は必ず柵におつかまりください。
- 床頭台など手の届かない場所にあるお荷物が必要な際は、職員へお知らせください。ベッド、椅子、テーブルの上にはお立ちにならないようお願いいたします。
- 万が一、転倒や転落をしてしまった場合は、すぐに職員へお知らせください。
転倒・転落の危険性がある患者様へのお願い
- 入院中履物について
スリッパやサンダルは脱げやすく、転倒の原因になり院内の歩行に適しません。踵のある履き慣れた運動靴等のご持参をお願いします。 - トイレについて
当院の2人、4人部屋にはトイレがありませんので、廊下にあるトイレを使用していただきます。
ただし、歩行に不安がある場合はお手伝いいたしますので、どうぞご遠慮なく職員へお知らせください。また、場合によっては尿器の使用やベッド横にポータブルトイレの設置をご案内させていただくことがあります。 - 身体の拘束について
ベッドや車いすから立ち上がることで医療上の安全が保てず、患者様自身に危険が生じる場合には、一時的に身体拘束を行うことがあります。ナースコールと連動し、患者様の移動をお知らせするマットをベッド横に設置したり、医療用のべルト等で固定したりと、患者様に危険が生じないように工夫いたします。また、ベッドの柵が外れないように固定をすることもあります。
以上の安全対策を講じても安全が確保できない場合には、ご家族様のご協力をいただくことがございます。また、入院を継続することによる危険性が、入院の必要性を上回ると判断された場合には、退院していただく場合もありますのでご理解の上ご協力をお願いいたします。
面会
大切なご家族をお守りするために
入院病棟は、安静を要する患者様が入院しています。最も重要な安静の維持、療養の向上、早期退院に繋がるよう、面会のルールを定めさせて頂きます。
患者様、ご家族様、来院者の皆様には、ご理解とご協力をお願い致します。
面会時の注意事項
- 面会時間は、午後2時~午後7時までの間です。
- 面会時は、マスクの着用と手指の消毒をお願いします。(各部屋の入口にアルコール手指消毒剤を設置しております)
- 患者様の安静を保つため、お見舞いは30分以内を目安に短時間でお願いします。
- 面会時の飲食物の差し入れば原則禁止です。どうしても口にしたい物がある場合は、医師または看護師に必ずご相談ください。投薬中の薬剤との飲み合わせ等により重篤な副作用が生じる可能性があるため、許可された物のみ持込み可能となります。
- 生花について、花粉等が感染源になる可能性があるため持込みはできません。
面会をお断りする場合があります
- 面会制限になっている場合
- 発熱、咳、吐き気、おう吐など症状がある方。
- 中学生以下のお子様は、原則、面会をお断りしています。
・お子様は大人に比べて免疫力の面で劣ることが多いため。
・公共の場で様々なウイルスや菌にさらされているので、感染源になる可能性が高いため。
・病院という特殊な環境のため、お子さんも面会を機に何らかの病気に感染する危険性があるため。

その他
- 医師や看護師が処置の説明や容態の急変などの理由により緊急でお呼びした場合は面会が可能です。
・平日(午前7時30分~午後7時30分)は受付へ、その旨をお申出ください。
・休日や夜間(午後7時30分以降、翌日午前7時30分)は夜間・救急出入りロ(左手)にあるインターフォンからその旨をお申出ください。 - 面会制限について
面会制限には以下のように制限する理由が異なる場合があります。
1.患者様またはご家族様側からの申し出により制限を行う場合
2.医師の判断により病院側から制限を行う場合
面会者側の事情によりご希望に添えない場合がございます。
遠方からの来院である等、入院されている患者様の安全を最優先とさせて頂きます。
入退院支援

入院早期から退院後の生活を安全にお過ごし頂くために、当院では治療と並行しながら、退院に向けて様々なご支援をいたします。
退院支援看護師と医療ソーシャルワーカーが皆様からのご相談をお受けいたしますので、お困りごとがございましたら、どうぞお気軽にお声を掛けてください。
病床のご案内
当院では全54名(一般病床20床/地域包括ケア病床34床)の入院患者様に対し、安全かつ適切な医療を提供するための体制を整備しています。
- 一般病床とは、傷病の状態により入院初期に集中的な治療が必要な患者様が療養をする病床です。
- 包括ケア病床とは、集中的な治療がひと段落した患者様に対し、社会復帰に向けたリハビリテーションや社会福祉制度の利用調整を行う「生活の準備をする」ための病床です。
当院では患者様の状況に合わせ、適切と思われる病床への入院やご移動をお願いしております。
非常災害時の避難について
当院病棟に非常階段等を備え付け、防災には万全を期しておりますが、万一、火災、水害などの非常事態が発生したときは、病院職員の指示に従って、あわてないで避難してくださいますようご協力お願いいたします。
その他
- 公職選挙法により各選挙の不在者投票は、在院のまま投票できますので、ご希望の方は看護師又は受付窓口にお申出ください。
- 病院の壁等に、貼り紙や落書きはしないでください。汚した場合には実質請求することもありますのでご注意ください。
- 当院では、入院中・退院時の職員へのお心遣いは、ご遠慮させていただきます。